操作や見方

【素材の読み込み】静止画や動画などをコンポジションに入れる方法。

超解読AE! | 素材の読み込み方法
前回の記事で、レイヤーについて理解できたのですが自分で用意した素材を読み込むのにはどうしたらいいんでしょうか?
A子さん
E太郎
「動画作りをする」といったら、自分で用意したムービーや写真などの素材を使いですよね。今回は「素材」の読み込み方法を解説していきます。

この記事からわかること

  • 素材の読み込み方
  • 読み込み後にコンポジションに入れる方法
  • シーケンス連番とは
E太郎
さっそく見ていきましょう!

読み込みはとってもカンタン!

素材を読み込む方法はいくつかあるのですが、どれも簡単です。どんな手順でも間違いではないので自分のやりやすい方法で覚えておきましょう!

  1. メニューから読み込む
  2. ショートカットで読み込む
  3. プロジェクトパネルから読み込む(1)
  4. プロジェクトパネルから読み込む(2)

の4つです。

4つの読み込み方法

1.メニューから読み込む

メニューの【ファイル(F)】→【読み込み(I)】→ファイル

で出てきたウィンドウから読み込みたい素材を選択しましょう。

2.ショートカットで読み込む

ショートカットを押して、出てきたウィンドウから読み込みたい素材を選択しましょう。

Windows:Ctrl + I

MacOs:Command + I

3.プロジェクトパネルから読み込む(1)

 

プロジェクトパネルの「名前」と書かれている部分より下のスペースで、右クリックをして【読み込み】→【ファイル】

で出てきたウィンドウから読み込みたい素材を選択しましょう。

4.プロジェクトパネルから読み込む(2)

プロジェクトパネルの「名前」と書かれている部分より下のスペースで、ダブルクリックをして

出てきたウィンドウから読み込みたい素材を選択しましょう。

E太郎
4パターン上げましたが、どれも「同じ行動」なので自分でやりやすい方法をひとつ身に着けておくといいでしょう。

読み込んだ素材をコンポジションに入れたい。

ドラッグ&ドロップで一瞬で入ります。

読み込んだ素材は「プロジェクトパネル」に表示されます。

プロジェクトパネルには「コンポジション」なども全てリストで表示されているはずです。

素材をクリックして選択した状態で「入れたいコンポジション」の上にドラッグ&ドロップしてみましょう。

E太郎
この手順で入れると、素材はそのコンポジションのレイヤーの一番上に配置されます。

タイムラインパネルへドラッグ&ドロップをしても入れることが可能です。

E太郎
こちらの手順だと狙ったレイヤーの重なり順で配置できます。あらかじめ「このレイヤーよりも下に配置したい」とわかっていればこちらの方が作業がスムーズですね

「素材にぴったりのサイズ」で新規コンポジションを作って入れる

ファイルの読み込み用のウィンドウで「読み込みオプション」という項目があるのですが、

「コンポジションを作成」というチェックボックスをクリックしてチェックを入れると

「ピッタリサイズのコンポジションに素材が入った状態」で素材を読み込むことが出来ます。

「読み込んでしまった後」にぴったりサイズのコンポジションを作る方法

プロジェクトパネルの下にフィルムのようなマークのボタンがあります。

このボタンを押しても実は「新規コンポジション」を作れるのですが、

このボタンに素材をドラッグ&ドロップすると「素材にぴったりのサイズ」で新規コンポジションを作って素材を入れることが出来ます。

E太郎
動画などの「時間の長さ」がある素材は、時間設定もその尺に自動でピッタリ合わせてくれます。

シーケンス(連番)素材とは?

「シーケンス素材」というのを御存じでしょうか?

  • ○○1.jpg、○○2.jpg、○○3.jpg・・・
  • ■■_001.png、■■_002.png、■■_003.png・・・

などというように基本は同じ名前の「静止画(写真やイラストなど)」で、後ろに1、2、3と順番に数字が付いた素材のことです。

予期せず「連番」として読み込んでしまうことがある

「連番」で用意した画像は、通常「一つの素材」として動画のように読み込まれます。

もちろん、もともと動画のような用途で用意していたのならそれでいいのですが

画像のように、【test_002.png】の素材1枚だけを使いたかった場合どうすればいいでしょうか。


この場合は素材を読み込む時のウィンドウ内に「シーケンスオプション」という項目があるので

「PNGシーケンス(※[PNG]の部分はその素材の拡張子になります)」のチェックを外してから「読み込み」ボタンを押しましょう。

E太郎
このチェックボックスは「次回何かを読み込むとき」にも外れてしまっているので、次に連番を読み込みたいときは注意しましょう。

ちなみに2枚以上の複数素材を連番ではなく「それぞれ単独」の素材として読み込みたいときは

ドラッグアンドドロップで囲んで選択するか、

Windows : Ctrl

MacOS : Command

を押しながらクリックで「読み込みたい素材」をひとつずつ選択してあげて「読み込み」を押しても単独の静止画素材として読み込まれます。

素材=「フッテージ」の名称を覚えておこう。

AE内ではしばしば「フッテージ」という用語が出てきます。

これは読み込んだ「素材」のことです。

E太郎
今後も良く使う用語になりますので、是非覚えておきましょう!

まとめ:読み込みは簡単。だけど設定には気を付けて。

これで好きな素材を読み込みできますね。動画を作るぞっていう感じが増してワクワクしますね。
A子さん
E太郎
読み込みはとっても簡単でしたよね!ただ、実は素材を読み込むときに気を付けておきたい設定があるんです。

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