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【動画作りのヒント】4つの工程をたどって「しっかり伝わる」動画を作ろう!

超解読AE! | 動画作りってどういう流れ?
前回の記事で、動画編集は「何をすればいいのか」はわかったのですが、作業としては一体「何から」始めればいいのでしょうか?
A子さん
E太郎
いきなり始める!と言っても、「どう始めればいいのか」悩みますよね。今回は動画作りって「何から始めればいいのか」というのを実際の流れを見ながら解説していきます!

この記事からわかること

  • 動画作りはどんな工程・流れなのか
  • 「伝わる動画」を作るためのコツ・ヒント
E太郎
さっそく見ていきましょう!

動画づくりには色々な「工程」がある。

「動画を作る」と一口に言っても、いきなり思い描いたものは形になりません。

E太郎
「実際の現場」には各工程ごとに担当者がいます。個人で何かを作る、となった場合は全て自分でこなさないといけません。

工程は家づくりのようなもの。

家を作るときに、「ドアを作って、窓を作って、天井と、屋根。それから・・・」といきなりパーツごとには作らないですよね。

基礎作りから始まって、骨組みが出来て、建材が組み立てられていく・・・ 動画作りも実はそんな工程で作られていきます。

  1. 企画:土台・基礎作り
  2. ストーリーボード作り:骨組み作り
  3. ストーリーに沿って素材を作っていく:建材を使って作りこんでいく作業
  4. 編集:細かいリフォーム
  5. 完成

ドラマや映画・アニメ、テレビ番組・・・プロの現場ではもっといろいろな工程がありますが、どんなものを作るにしても、大きく見るとこの4工程で成り立っています。

E太郎
枠組みをしっかり作り、そこからだんだんと作りこんでいくイメージです。

企画は「土台・基礎作り」

動画作りはまず企画を練るところから始まります。

企画は「土台・基礎作り」のようなものです。

「何を見せたい動画なのか」テーマをしっかり決めないと作っているうちに「あれも見せたい」「これも見せたい」となってしまい、「見せたいもの」がぐらついてしまいます。

  • テーマ設定(感動もの?コミカル系?どんなジャンル?)
  • 主役はだれか(何か)
  • どんな人に見てもらいたいか etc...

ストーリーボードは「骨組み作り」

ストーリーボードは「起承転結」のストーリーを実際に作っていく工程です。

企画段階で決めたことをベースに、「どんなストーリー」なのか骨組みを作って「大枠」を決め込みます。「絵コンテ」「台本」などがストーリーボードになります。

  • 具体的なストーリー(誰がどこで何をする)
  • どんなオチにするか
  • 「伝えたいこと」をどう伝えるか etc...

 

ストーリーをもとに素材を作っていくのは「建材で作りこんでいく作業」

 

ストーリーボードが出来たら、骨組みがある状態なので、あとは必要な素材を用意していきます。

家づくりで例えると建材で壁や床・天井を作っていく工程です。

この時点で「何を作ればいいのか」はわかっているはずなので、ストーリーに沿って素材を作っていきます。

  • ストーリーに合わせた素材作り(動画・BGMなど)
  • ストーリーに合わせて作った素材を繋げていく
  • 足りない素材がないか確認 etc...

編集は「細かいリフォーム作業」

 

必要な素材を作って繋げ、流れが出来上がったら細かい調整を加えて「リフォーム」をしていきます。

「大枠」は外れずに「今あるものをどうしたら魅力的に見せられるか」を考えてリフォームをしていけばOKです。

  • インパクトが足りない部分にエフェクトなどの効果を追加
  • わかりづらい箇所に補足(テキストや図解)を追加
  • いらない部分をカット(切り抜き)
  • 繋がりが不自然な部分にワイプを入れてみる
  • 「伝えたい意図」と違ってしまっていたら修正する etc...

完成!

一連の流れをたどっていけば完成となります。

一見「なんだ、当たり前じゃん...」と感じる方もいるかと思いますが、実はこの手順を組めていない人が意外と多いのです

家づくりと同じく、動画も「土台・基礎」=「何を見せたいのか」が重要で、企画段階で完成レベルが決まると言っても過言ではないので、是非じっくりと時間をかけて取り組んでみましょう。

E太郎
「何を見せたいのか」テーマがあいまいな動画は飽きやすいですよね。「欠陥だらけ」にならないように、しっかりとベースづくりから取り組んでいきましょうね

ちょっと寄り道:「伝えたいことを伝える」ためのヒント、知っておきたいレイアウトの基本

「レイアウト」とは構図(被写体の配置)のことです。

写真を撮るときを想像してみてください。どんな風に被写体を撮りますか?

「3分割ライン」を知ればいい構図になる。

画面(カメラに収まるフレーム)に対して、縦・横に均等に3分割したラインが「3分割ライン」です。

アニメやドラマなどでもよくこのラインが重要視されたりしますが、人はこの

  • ライン上(紫で表示した分割ラインの上)
  • 真ん中の「ラインで囲まれた四角の内側」(ピンクで点滅している部分)

に目線がよく行くと言われています。

「あえて3分割ラインを外す」という演出方法をする人もいるので、これが絶対に正解とは限りません。

AとBのレイアウト、どちらの方が「見やすい」と感じるでしょうか?どちらも3分割ラインを意識しているのですが、

  • Aはぶつかるときに出るエフェクトを「上の横線」に乗せたレイアウト
  • Bはぶつかるときに出るエフェクトを「真ん中の囲まれた部分」、2人の頭を「上の横線」に乗せたレイアウト

で撮ったものです。Aは「ぶつかること」を見せるときにはいいですが、Bのように「2人の顔」に目が行きづらいです。

3分割ライン付近に「見せたいもの」を乗せることで、より「伝わりやすい構図」に近づきます。これは知っておいて損はないレイアウト方法なので、是非活用してみてくださいね。

E太郎
三分割ラインはテレビアニメや映画・ドラマなどでも絶対に意識されているラインで、本当に良い構図を作れるので今日から意識してみましょう!

アオリとフカン

アオリとフカンについて聞いたことはありますか?

アオリとは「被写体に対してカメラが下から見上げる」ようなレイアウトで、

フカンとは「被写体に対してカメラが上から見下ろす」ようなレイアウトのことです。


アオリのレイアウトで見たものはピンクの線で示したようにパースができるので、

「大きく強い」ことを強調できます。

偉そうな演出をしたい時などにも効果的でしょう。


フカンのレイアウトで見たものはピンクの線で示したようにパースができるので、

「小さく弱い」ことを強調できます。アオリのときよりも頭が大きく見えて子どもっぽい感じが強くなりましたよね。

よくアイドルなんかが上目遣いで自撮りをしたりしますが、あれも「フカン」の構図です。

かわいらしさを強調したいときなどに効果的でしょう。

E太郎
少し寄り道になりましたが、「撮影」するときに「いい構図が撮れている」と「伝わりやすい動画」にするハードルがさらに下がるので是非参考にしてみてくださいね。

まとめ:土台を決めて、流れを作れば、「何をすればいいのか」が見えてくる

まずはベースづくりが大事なんですね。家づくりでイメージすると流れがわかりやすくなりました。
A子さん
E太郎
その場その場で思い浮かんだものを作って繋げるのではなく、全体の流れがわかっていれば作業効率もグッとアップしますよ!

次の記事では、いよいよAfter Effectsに足を踏み入れていきます。まずはどうやって画面を見たらいいのか、「インターフェース」について具体的に解説していきます。

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【インターフェース】わざわざ聞けないパネルのアレコレ、教えます。

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