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【動画作りのヒント】動画を魅力的にする基本の技、16個を解説します!

超解読AE! | 動画作りって何をしたらいい?覚えて組み合わせるだけでOKな技紹介
After Effectsを入れたはいいんですが、これから一体何をすればいいのでしょうか?
A子さん
E太郎
初めて動画作りを始めると、何をしたらいいのか何から始めればいいのか悩みますよね。今回は「何をしたらいいのか」というのを動画作りに欠かせない手法を合わせて解説していきます!

この記事からわかること

  • 動画作りって何をすればいいの?
  • 動画作りで使われる手法
E太郎
さっそく見ていきましょう!

動画づくりに必要な要素って何なの?

「動画を作る」と一口に言っても、【素材】がないと始まりません。

  • カメラやスマホで撮ったムービー素材
  • イラストや写真などの静止画素材
  • 効果音/BGM

などが「用意をしないといけないもの」です。

素材を用意しなくても、「AEで作れる素材」もあります。

  • 文字
  • 単純な図形
  • パーティクル(粒子)などのエフェクト(稲妻や雨など、特殊効果は色々揃っています)
  • ※頑張ればイラスト(ブラシツールを使って作れますが、【Photoshop】や【Illustrator】などの方が描きやすいでしょう)

などがAE上で作れるものです。

E太郎
「自分が作りたい動画」に合わせて、「用意しないといけない素材」と「AEで作れる素材」があるんです。

素材を繋げたり、合成したりして動画を作る

素材を用意したら、AEを使って「組み立て」ます。

単純に並べるだけでは「面白い動画」にはなりにくいので、様々な手法で動画を繋げたり、一部を強調させて「注目させる」ように編集していきます。

E太郎
特殊効果などは入れすぎるとうるさくなってしまうこともあるので、そこが「編集者のセンス」が問われる部分です。

よく使われる動画の手法16点。組み合わせて魅力的な動画を作ろう!

ワイプ(トランジション)

動画と動画を繋げるときにただパカっと次のシーンに行くのではなく、(この画像のB→Aの感じ)

だんだんと切り替わる(この画像のA→Bの感じ)ような手法です。

ワイプ・もしくはトランジションと呼ばれます。

AEにはさまざまな切り替え方があらかじめ用意されています。

トランジションエフェクトはこちらを参考に

超解読AE! | トランジション全種
【トランジション】17個を全種紹介!場面転換やアクセントにも。

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フェードアウト

だんだん透明になって消えていく手法です。

フワッと次の場面に繋げる、ワイプ(トランジション)の一種でもあります。

突然非表示にするよりも優しい印象になります。「忘れる」といった演出にも使えます。

フェードイン

透明だったものがだんだんと見えてくる手法です。フェードアウトの逆です。

「思い出す」といった演出にも使えます。

オーバーラップ(O.L. と表記されます/そのままオーエルと読む人もいます。)

【前のシーン】と【後ろのシーン】の一部を重なるようにして、

【前のシーン】をフェードアウト、【後ろのシーン】をフェードインさせることです。

「一方その頃○○は・・・」といった演出や「時間経過」の表現で使われることが多いです。

PAN(パン)

サイズが横に長い絵(写真・動画などでもいいです)をスライドさせる手法です。

一気に全体像を見せないことで、「長いもの」を「こんなに長いんだよ!」というのを強調させるのに使ったりします。

PAN Up(パンアップ)

PANの縦バージョンです。上にスライドすることです。

PAN Upは「大きいもの」をより大きく見せるように強調させる効果があります。

PAN Down(パンダウン)

PANの縦バージョンです。こちらは下にスライドすることです。

PAN Downは「情景・場面」を見せた後に「そこで何が起こってるのか」を見せる、といった「説明的」な場面に使われる効果です。

Q.PAN(クイックパン)

素早くパンすることです。「えぇっ!?」と衝撃を感じたりするシーンなどで画面に動きが出るので、衝撃を強調することが出来ます。

T.B.(トラックバック、ティービー)

何かのアップから、だんだん引いていって全体像を映す手法です。

どアップで何かを映して「何だろうこれ?」と目を引き、だんだん引いていって「ああ!これか」とネタバラシするなどの効果があります。

T.U.(トラックアップ、ティーユー)

だんだんと一部に寄って行く手法です。T.B.の逆です。

「何かに注目させたい」時に効果を発揮します。

画ブレ

画面を揺らすことです。

「衝撃的なシーン」に手軽にインパクトを追加できます。

E太郎
これらの手法を使って、素材を繋ぎ合わせていけば「普通に並べる」よりも「面白い動画」になっていきます。

さらに素材を重ねることで「より面白い演出」に仕上げていきましょう。

テロップ

YouTubeやテレビなどでもおなじみですが、

  • 人がしゃべっているときのセリフ
  • 商品名など、何かの名前

などを「テロップ」と言います。テロップが付くと「聞き取れないシーン」でも文字で認識できるので「わかりやすい動画」になります。

エフェクト

特殊効果のことで、何かを強調したり、飾りとして取り入れます。

エフェクトが入ることで「情報量」が増えるので、「飽きにくい」効果があります。

モーショングラフィックス

単純な図形を動かすだけでも、「目を引くこと」が可能です。

矢印で注目させたいところに目線を移動させたり、ポンッと気持ちよくタイトルが出てきたりすると「楽しい感じ」が増します。

E太郎
下記のような時間調整をしてメリハリをつける演出方法もあります

スローモーション

動画の一部を遅く動かすようにする方法です。

「決定的瞬間」や「リプレイ」などで場面を印象付けたいときに非常に有効です。

早送り

スローモーションとは逆に、動画の一部を早く動かすようにする方法です。

「間延びして退屈なシーン」などはカットしてしまってもいいのですが、早送りで「あえて」見せて「こんなに長い間、○○していた」という印象を押し出したいときに有効です。

まとめ:After Effectsならそれ、全部できます。

なるほど。いろいろな手法があって動画が作られているんですね。どんな風に編集をするか考えるのも楽しいですね!
A子さん
E太郎
今回紹介した手法は「知っておかないと恥ずかしい」ものが多いので、是非マスターして面白い動画を作ってみてくださいね!

次の記事では、「動画づくり、何から始めればいいの?」というのを具体的に解説していきます。

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【動画作りのヒント】4つの工程をたどって「しっかり伝わる」動画を作ろう!

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