素材とレイヤー

【レイヤースタイル】全9種類を紹介!超お手軽にリッチにできる隠し味。

超解読AE! | レイヤースタイルって知ってる?お手軽に色々な効果を発揮する
レイヤースタイルってどういう効果があるのでしょうか?
A子さん
E太郎
レイヤーにかけるだけで簡単に効果を発揮する補助アイテム的な存在です。多用するとうるさいですが、隠し味に使うと動画がグッと見やすくリッチになりますよ。

レイヤースタイルって何?

「レイヤースタイル」はそのレイヤーに影を落とすようにしたり、境界線を付けたり、様々な効果を与えてくれる便利な機能です。

E太郎
動画の主力にはなりませんが、絵作りをひっそりと支えてくれる補助的な要素なので是非覚えておきましょう。

レイヤースタイルの種類

レイヤースタイルには

  • ドロップシャドウ
  • シャドウ(内側)
  • 光彩(外側)
  • 光彩(内側)
  • ベベルとエンボス
  • サテン
  • カラーオーバーレイ
  • グラデーションオーバーレイ
  • 境界線

の9種類があります。詳しく見ていきましょう。

レイヤースタイルのかけ方と調整の仕方

レイヤースタイルは効果を出したいレイヤーを選択した状態で

右クリック→出てきたメニューから【レイヤースタイル】→【かけたい効果】を選択すると適用することができます。

※メニューの【レイヤー(L)】から【レイヤースタイル】とたどって選択してもどちらでも大丈夫です。


レイヤースタイルをかけた後はレイヤー名の横のプルダウンを押して展開すると「レイヤースタイル」の情報が追加されています。

ここで数値やカラーピッカーなどで細かい調整をすることが出来ます。

項目ごとに数値等をいじるだけですので、お好きな見た目に近づくように色々触ってみましょう!

E太郎
複数のレイヤースタイルをかけることも可能ですよ!組み合わせて面白い効果を探すのもいいかもしれませんね

それぞれの効果

ドロップシャドウ

適用したレイヤーの後ろに影を落とします。ライトを使わなくても疑似的・簡易的に影の表現が出来ます。

数値をいじると影が落ちる方向や柔らかさ、不透明度や色味などを調整できます。

E太郎
タイトルなど目立たせたい時やライトを置くまでもないけど陰影が欲しい時など、お手軽に影を追加できるので便利です。

シャドウ(内側)

ドロップシャドウとは逆で、レイヤーの内側に影を落とします。くぼんだような印象になります。

数値をいじると影が落ちる方向や柔らかさ、不透明度や色味などを調整できます。

E太郎
シャドウ(内側)をかけた素材と、ドロップシャドウをかけた同じ素材の二枚をずらして重ねると「切り抜いて飛び出た」ような印象を作れたりします。組み合わせて面白くなることもあるので色々試してみましょう。

光彩(外側)

レイヤーの外側へ放射状に光っているような印象にします。

「あまり本格的ではなく、ただ光っている印象」にする用途では一番お手軽な手段です。

数値をいじると光を放つ方向や柔らかさ、不透明度や色味などを調整できます。

E太郎
エフェクトの「グロー」を使ったり、ブラーをかけて重ねたり、光らせ方は色々ありますが、一番簡単そうな方法です。光らせ具合にこだわり出すと物足りなく感じますが、手っ取り早く光らせたい時には良い方法です。

光彩(内側)

光彩(外側)の逆でレイヤーの内側に光を放ちます。

数値をいじると光を放つ方向や柔らかさ、不透明度や色味などを調整できます。

E太郎
レイヤーの内側が光っている印象になります。柔らかめの印象になります。

ベベルとエンボス

ドロップシャドウ、シャドウ(内側)、光彩(外側)、光彩(内側)の合わせ技のような効果で、立体感を出すのにぴったりです。

柔らかく膨らんだ印象や、パキッとした額縁のような印象など、調整によってさまざまな効果を得られます。

数値をいじると影・光の方向や柔らかさ、色味などを調整できます。

E太郎
タイトルなどを立体に見せたいときに便利です。【スタイル】を変更すると影の落ち方などが変わり、印象を変えることが出来ます。

サテン

レイヤーの形状に合わせて陰影を作り、光沢感をだします。

数値をいじると「陰影のつけ方」や色味・柔らかさ、サイズなどを調整できます。

E太郎
メタルっぽい表現をしたい時にいいかもしれません。

カラーオーバーレイ

レイヤーに色を重ねることが出来ます。

数値で不透明度もいじれますが、「重ねる色の描画モード」を変更することができます。

E太郎
特定のレイヤーだけ色味を調整したいときなどに便利です。

グラデーションオーバーレイ

カラーオーバーレイのグラデーションバージョンです。

レイヤーにグラデーションを重ねることが出来ます。

E太郎
「元のレイヤーの色」を生かしたままグラデーションを掛けたいときに便利です。

境界線

アルファ(透明部分)との境界線に縁取りを付けます。

数値をいじると線の色や太さなどを調整できます。

E太郎
後ろのレイヤーと色味が似ていて認識しずらい時などに使うと効果的です。

まとめ:隠し味的に使うのがおすすめです。

お手軽にいろいろな効果をだせて便利な機能ですね!
A子さん

E太郎
あまり多用すると「レイヤースタイル使ってる感」が強くなってしまいます。多用しすぎず「隠し味」ぐらいに使った方がうるさくなり過ぎないのでおすすめですよ!

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