素材とレイヤー

【スイッチ】全12個の超便利なお助けツールを覚えて使いこなそう!

超解読AE! | スイッチを使いこなそう。覚えておけば圧倒的便利
レイヤーにたくさんスイッチがついていますが、これってどうやって使えばいいのでしょうか?
A子さん
E太郎
スイッチは使いこなせばどれもとっても便利ですよ!動画を作る中で頻繁に使用しますので、是非覚えておきましょう!

この記事からわかること

  • スイッチとは
  • 各スイッチの機能
E太郎
さっそく見ていきましょう!

スイッチの使い方はどれもON/OFFだけ!

スイッチの種類はたくさんありますが、どれもクリックをしてONとOFFを切り替えるだけです。

E太郎
機能を覚えておけばワンクリックで使えるので、とっても簡単ですよ!

万が一スイッチが隠れてしまっている場合は【レイヤー名】など項目が書かれている列にカーソルを合わせて右クリック→【列を表示】から選択して表示しましょう!

「A/V機能」のスイッチ

ビデオ

レイヤーの表示/非表示を切り替えるスイッチです。

通常は【目のアイコン】がついていて、「表示」されている状態です。

クリックしてOFFにすると、レイヤーが非表示になり見えなくなります。レイヤーを消してしまわずに一旦見えないようにしておきたい場合などに便利です。

ビデオという名称ですが、静止画でも有効です。

オーディオ

レイヤーの音のON/OFFを切り替えるスイッチです。

通常は【スピーカーのアイコン】がついていて、「音が出る」状態です。

クリックしてOFFにすると、レイヤーの音がミュートになります。

BGMや効果音などの「音付きのレイヤー」で有効です。

ソロ

レイヤーの表示/非表示を切り替えるスイッチです。ただし、ビデオのスイッチと違い「ONになっているレイヤーだけ」を表示します。

通常は全てOFFになっています。

クリックしてONにすると、そのレイヤーだけが表示されます。どのレイヤーがどの素材かわからなくなってしまった時や一部分だけ表示してプレビュー再生したい時などに便利です。

オーディオ素材も含める全てのレイヤーで有効です。

ロック

レイヤーのロックのON/OFFを切り替えるスイッチです。

通常は全てOFFになっています。

クリックしてONにすると、鍵マークがついてそのレイヤーの編集が一切きかなくなります。

絶対に触りたくないレイヤーなどにロックをかけておくと、誤編集がなくなるので便利です。

スイッチ

シャイレイヤー

シャイレイヤーのON/OFFを切り替えるスイッチです。

通常は全てOFFになっています。

クリックしてONにした状態で「タイムラインウィンドウですべてのシャイレイヤーを隠す」ボタンを押すと、ONにしたレイヤーがレイヤーの一覧から見えなくなります。

(コンポジションレイヤーには見えた状態のままです)

レイヤーが大量にあるときなどに必要なレイヤーだけ表示できるので便利です。

コラップストランスフォーム/連続ラスタライズ

  • コンポジションレイヤー(コンポジション内に入っているコンポジション)の場合は「コラップストランスフォーム」のON/OFF
  • ベクターレイヤー(Illustratorなどで作ったデータ)の場合は「連続ラスタライズ」のON/OFF

の切り替えスイッチです。

<コンポジションレイヤー>通常は「中のレイヤーがひとつに統合」された状態として扱われるのですが、このスイッチをONにすると、統合されていないのと同じ状態になります。(※処理が重くなるのであまりおすすめはしません。)

<ベクトルレイヤー>素材は通常拡大するとぼけてしまうのですが、このスイッチをONにすると拡大してもボケなくなります。

品質とサンプリング

レイヤーの画質についての切り替えスイッチです。

通常は右肩上がりの斜線になっています。

クリックすると右肩下がりの点線の斜線になります。

画質がやや下がって再生速度などが上がるようですが、最近のPCだとそこまで変化は感じられなく、画面全体の解像度調整もできるのであまり使用頻度は高くないかもしれません。

エフェクト

レイヤーにかけているエフェクトのON/OFFを一括で切り替えるスイッチです。

通常は「fx」という表示がついていてONの状態です。※エフェクトがついているレイヤーのみ有効

クリックしてOFFにすると、そのレイヤーにかけているエフェクトが全て無効状態になります。

フレームブレンド

フレームとフレームの間の絵を補間して滑らかに見せてくれる機能です。

通常はOFFになっています。フレームブレンドは2種類あってクリックするごとに切り替わります。

<フレームミックス>

前後のフレームの絵をオーバーラップさせるような感じで「間の絵」を作って補間します。残像が残る感じの絵になります。

<ピクセルモーション>

前後のフレームの絵を合わせて、「新たに絵を作って」補間します。残像感はないですが、フレームミックスよりも処理が重くなりがちです。

どちらも再生するときの処理がやや重くなるのと、きれいに表現できない場合もあるので使用するときは実際に見てみてONにするかOFFにするか検討しましょう。

モーションブラー

動きのあるものに方向ブラー(ぼかし)を入れてくれる機能です。

通常はOFFになっています。

「素早く動くもの」などは方向ブラーを入れるとよりスピード感がでて臨場感がでるので、自動でお手軽にぼかしを入れられて便利です。

調整レイヤー

スイッチを入れると「調整レイヤー」になります。

通常はOFFになっています。

「調整レイヤー」は後の章で詳しく解説しますが、「そのレイヤーより下のレイヤー」すべてに同じエフェクトを掛けられる便利なレイヤーです。

このスイッチを押すと平面や文字、画像や動画などあらゆるレイヤーが「調整レイヤー」に変化します。

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3Dレイヤー

レイヤーの3DのON/OFFを切り替えるスイッチです。

通常は全てOFFになっています。

クリックしてONにすると、そのレイヤーの位置情報に「奥行き」のZ軸が追加されます。

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E太郎
紹介した12種類のスイッチはもちろん、全部をいっぺんに覚えなくても大丈夫です!どれも全て便利機能ではあるので、使用頻度が高そうなものから覚えておきましょう!

まとめ:スイッチの意味が分かっていればレイヤーを上手く使いこなせる!

フレームブレンドやモーションブラーはすぐには使わなさそうですが、シャイレイヤーなどはレイヤーが増えてきたりしたらすごく便利そうですね!
A子さん

E太郎
全ての機能をいっぺんに覚えるのは大変なので、自分の作業で使用頻度が高そうなスイッチからまずは覚えていくと作業効率がグッとアップしますよ!

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