

エフェクトのかけ方はこちらの記事を参考に!
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この記事の内容
「マット」エフェクト全種
「マット」エフェクトは「画像のエッジの調整をする」ためのエフェクトです。

今回は見本としてわざと所々消しゴムで穴をあけた画像にエフェクトを適用して効果を見ていきます。
ソフトマットを調整
エッジ部分を消したり、穴をきれいに埋めてくれます。内側の色をふわっとぼかして穴を埋めるような印象です。
- 「エッジ詳細を計算」と「エッジ領域を表示」は確認用なので、チェックを入れたり外したりして修正結果を確認しましょう。
- 「エッジ半径」でエッジとして判定する範囲を調整できます。「滑らかに」「ぼかし」などでぼけ具合などを調整しましょう。
- 「コントラスト」の数値を上げると外ににじみ出すぎた部分を調整することができます。
- 「エッジカラーを除去」にチェックを入れているとエッジ部分に残った色をそこそこ綺麗に消してくれます(サンプル画像ではピンクの縁取り)
小さな穴なら割ときれいに埋めてくれるので、キーイングがどうしてもうまく抜けないというときはこちらで調整してみると意外ときれいになったりします。
チョーク
単純にエッジを縮めたり広げたりしてくれます。
- チョークマットでプラス値を入れると縮み、マイナス値を入れると広がります。(マイナス値を入れて広げると穴を埋めてくれます。)
少し丸みを帯びた感じに縮まるので、やりすぎるともとのエッジからは歪んだ見た目になります。上手く使うとにじんだような表現にも使えたりします。
ハードマットを調整
ハードマットはエッジ部分を削ったりぼかすというよりは内側の色で塗りつぶすような処理が入ります。ぼかしの数値を調整することで穴を埋めたりもできますがどちらかというとエッジに残った色を消す用途で使うのがいいかもしれません。
- 「ぼかし」の数値を上げると内側の色がにじみ出たかんじになります。
- 「除去」の「半径を大きくする」の数値を上げるとエッジが内側の色で塗りつぶされる感じになります。
「ソフトマットを調整」とはちょっと処理が違う感じなので、用途に合わせてやりやすい方を選んで使うと良いでしょう。
マットチョーク
エッジを広げてぼかしたり、チョークをかけたり他のマットエフェクトの複合技のような処理ができます。2段階の設定が出来るようになっており、「穴を埋めて、広がりすぎたエッジを修正する」イメージでやるとうまくいきます。
- 「1」がついている項目で穴を埋めるように数値を調整します。(全体的にボワッと広がった印象になります)
- 「2」がついている項目でエッジを元に戻すように数値を調整します(ボケ過ぎた部分を元に戻す感じです)
※こちらのエフェクトは色深度が8bpc,16bpcの時に正常に使用できます。
個人的に制御はやや難しめかなあ・・・という印象ですが他のマットエフェクトよりも使いやすいという人にも会ったことがあるので人によって相性がありあそうです。お好みで使ってみてください。
まとめ:キーイングでエッジが汚くなってしまった時に使ってみて!



キーイングエフェクトと合わせて使ってみて!
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