

エフェクトのかけ方はこちらの記事をチェック
-
-
【エフェクト】13種類のカテゴリ紹介と使い方をバッチリ解説。
続きを見る
この記事の内容
テキストエフェクト2種
テキストエフェクトは
- 番号
- タイムコード
の2種類です。

番号 の使い方
番号エフェクトは数値や日付、タイムコード・時刻などを表示するエフェクトです。
形式
オプション
番号エフェクトを適用するとフォントやスタイルの設定ウィンドウが出てきますので設定しましょう。
閉じてしまってもエフェクトコントロールパネルに青文字で表示されている「オプション」を押せば再設定できますので安心してください。
- フォント:文字のフォントを変更できます。
- スタイル:選んでいるフォントにフォントファミリー(太字や細字などの種類)があるときはここで選択できます。
- 方向:水平で横並びの数字、垂直で縦並びの数字に出来ます。「半角文字の回転」にチェックを入れると垂直にしたとき半角文字(英数字)だけ横向きになります。
- 行揃え:数字をどの位置合わせにするか選択できます。
設定ができたらOKを押して閉じましょう。
種類
数値
数値[先頭はゼロ]
タイムコード
時間
日付
短い日付
長い日付
16進数

フレームレートについて知りたい時はこちらの記事を参考に
-
-
【フレームレート】変換するとタイミングがズレるのはなぜ?応急処置も合わせて解説
続きを見る
乱数値
乱数値にチェックを入れるとランダムに数字が表示されるようになります。
でたらめな数値を表示したい時はここに数値を入れましょう。
値/オフセット/最大乱数
値/オフセット/最大乱数に数値を入れると、
【種類】で「数値」を選んでいた場合はそのままここに入力した数字が表示されます。
キーを打ってアニメーションをさせることでカウントダウンやカウントアップをさせることもできます。自分で打ち込んだりエクスプレッションで制御するよりも圧倒的に簡単なので結構便利です。
【種類】で数値以外を選んでいた場合はここに入力した数値だけ、オフセットされます(数字がズレます)
【乱数値】にチェックが入っている場合はここにス入っている数値が最大で表示される数になります。
例)【種類】で「数値」にして、「乱数値」にチェックを入れ10をここに入力すると0~10までの数字がランダムで表示されます。
小数点位置
【種類】で「数値」を選んでいた場合、ここで指定した分だけ少数点以下の数字が表示されます。
0にすると小数点以下は表示されません。
現在時刻/日付
【種類】で「時間」を選んでいた場合、通常は「0:00」を基準に「値/オフセット/最大乱数」で指定した時間が表示されますが
現在時刻/日付にチェックを入れた場合は現実世界の「現在の時間」が表示されるようになります。

塗りと線
位置
位置は単純に表示位置です。
数値で指定するか、ポインターマークのボタンを押してコンポジションパネルで直接位置を指定してあげましょう。
表示オプション・塗りのカラー/線のカラー/線幅
文字の塗りと線の見た目を調整できます。
お好みで調整しましょう。
サイズ
文字のサイズを調整できます。
トラッキング
文字の間隔を調整できます。
「プロポーショナル文字間隔」はチェックが入っていると自然な時間に調整してくれます。お好みで使用しましょう。
元を合成
動画等に直接このエフェクトを適用している場合は元の画像を表示しつつ、数字を表示することが出来ます。
タイムコード の使い方
タイムコードエフェクトはタイムコード・フレーム番号などを表示するエフェクトです。
表示形式
表示形式は表示の仕方を選択できます。
基本は
- SMPTE 時:分:秒:FFF
- フレーム番号
のどちらかでOKです。

タイムソース
表示形式が「SMPTE 時:分:秒:FFF」のとき、何を基準にフレームレートを決めるかを選択します。
- レイヤーソース:タイムコードエフェクトを適用しているレイヤーのフレームレートを基に表示します。
- コンポジション:コンポジションのフレームレートを基に表示します。
- カスタム:次の「カスタム」の項目で指定したフレームレートを基に表示します。
フレームレートについて知りたい時はこちらの記事を参考に
-
-
【フレームレート】変換するとタイミングがズレるのはなぜ?応急処置も合わせて解説
続きを見る
カスタム
一つ前の項目「タイムソース」を「カスタム」にしたときに有効になります。
- 時間単位:フレームレートを指定します。
- ドロップフレーム:数字と数字の間の「:」の表示が「;」になります。
- 開始フレーム:開始時間を指定できます。
テキスト位置・テキストサイズ・テキストカラー
テキストの位置やサイズ、カラーを設定できます。
ボックスを表示・ボックスのカラー
「ボックスを表示」にチェックを入れると、タイムコードの背景に「ボックスのカラー」で指定した色のボックスが表示されます。
不透明度
タイムコードの不透明度を調整できます。
元を合成
動画等に直接このエフェクトを適用している場合は元の画像を表示しつつ、数字を表示することが出来ます。
タイムコードってどうしてつけるの?
チェックするときに指示を出しやすい
動画再生アプリなどでムービーを再生するとアプリによってはフレーム番号まで表示されなかったり、「0」から始まるか、「1」から始まるかがあいまいだったりフレーム単位での修正指示がわかりにくくなる場合があります。
動画内にタイムコードを表示することで、「誰が見ても同じ時間」を指示できるようになるのでわかりやすく、「50~100フレームまでの動きをもっと早く」など具体的に指示を出しやすくなります。

タイミング修正するときにわかりやすい
「先程はチェックしてもらって指示を出してもらう」のを例に出しましたが、自分用にタイムコードを入れておいても「タイミング修正」などがわかりやすくなります。
例えばチェックムービーで全体の流れ見ていたら「このタイミングからテロップを表示したほうがいいな」と思った場合に「〇フレームから表示させるように修正する」とぱっと見でタイミングが掴みやすくなります。

タイムコードを付けるときは絶対的な決まりはないと思いますが、「左上に映像の邪魔にならない程度の大きさ」で付けてあげると良いかと思います。
まとめ:誰かが教えてくれるわけじゃないけど、知らないと意外と恥ずかしかったりするエフェクト


テキストレイヤーの使い方もチェックしてみる
-
-
【テキストレイヤー】テロップ入れの仕方。アニメーションプリセットの使い方も解説!
続きを見る