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【エフェクト】13種類のカテゴリ紹介と使い方をバッチリ解説。
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この記事の内容
描画エフェクト全種
描画エフェクトは「その場にはない何かを描画する」ためのエフェクトです。

稲妻(高度)
ビリビリとした電撃を出します。
- 原点と方向:稲妻の放出位置と方向を調整できます。
- 電動状況:アニメーションを入れるとビリビリ動きます。
- コアの設定:稲妻の太さや色などが調整できます。
- グローの設定:稲妻の周りの光っている部分の調整が出来ます。
- 乱流や減衰など:他の項目で放出の具合を調整できます。
- エキスパート設定:さらに細かく枝分かれなどの設定が出来ます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
エフェクト適用直後は背景が黒くなってしまいますが、「元を合成」にチェックを入れると、画像のように元の絵と合成ができます。
4色グラデーション
4点のカラーを指定してレイヤーにグラデーションをかけます。
- ポイント1~4:グラデーションの4点の位置をそれぞれ指定できます。
- カラー1~4:4点のカラーをそれぞれ指定できます。
- ブレンド:4点の混ざり具合を調整できます。
- 変位:濃淡差による横スジが出てしまうときに調整すると除去してくれます。
- 不透明度:グラデーションの不透明度を調整できます。
- 描画モード:もとの絵に対してグラデーションをどう重ねるかモードを選べます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpc,16bpcの時に正常に使用できます。
【描画モード】を「なし」以外にして【不透明度】を調整すると。元画像とうまく合成が出来ますよ。カラフルなライティングっぽく使うのもオススメです
落書き
鉛筆でぐちゃぐちゃと塗りつぶすようなアニメーションを付けられます。マスクを元に動きを作るので、そのままでは機能しません。画像では「超」のロゴマークをオートトレースしてマスクを作成したものにエフェクトを適用しています。
- 落書き:マスクが複数あるときに全部を使うのか、一つを使うのか指定できます。
- マスク:一つのマスクを使う場合はどれを使用するかを指定します。
- 塗りの種類:マスクの内側か外側かエッジか・・・など落書きする範囲を指定できます。
- エッジオプション:塗りの種類をエッジ系にすると挙動を設定できるようになります。
- カラー:塗りつぶしの色を指定できます。
- 不透明度・角度・線幅:落書きする線の設定が出来ます。
- ストロークオプション:カーブがかかったり、はみ出したり、落書きの仕方を調整できます。
- 開始・終了:アニメーションさせると、画像のようにだんだん塗りつぶしたりさせられます。
- ウイグルの種類:落書きされたあと止まっているのか、ぐにゃぐにゃと動き続けるか指定できます。【ウィグル/秒】で動く具合を調整できます。
- ランダムシード:設定はそのままで落書きの仕方をランダムに変化させます。
- コンポジット:もとのレイヤーとの合成の仕方を変更できます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
ロゴアニメーションなどに使うとオシャレっぽい雰囲気が出そうなエフェクトです。4色グラデーションなどと合わせて使うと線の色にグラデーションを入れることが出来ますよ。
マスク・オートトレースについてはこちらの記事を参考に
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【マスク・ペンツール】レイヤーの一部を切り抜く方法。
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CC Glue Gun
ぐにゃぐにゃっとしたジェル状のようなものを出せるエフェクトです。そのまま適用しただけでは丸くゆがむだけですが、【Brush Position】をアニメーションさせると画像のように水っぽく動きが付きます。
- Brush Position:ぐにょぐにょを出す位置です。アニメーションさせて本領を発揮します。
- Stroke Width:ぐにょぐにょの太さを調整できます。
- Density:ぐにょぐにょの広がり具合を調整できます。
- Time Span(sec):数値をアニメーションさせるとぐにょぐにょを描いた後に消し込むことが出来ます。
- Reflection:立体感の調整が出来ます。0にすると平面的になります。
- Strength:数値を下げるとキュっと引き締まったような見た目になります。
- Style:通常は【Paint Style】が【Plain】になっていますが【Woddly】に変えると画像のようにぐにゃぐにゃな見た目に出来ます。数値を変更してぐにゃぐにゃ具合を調整できます。
- Light:ライティングを調整できます。
- Shading:質感を調整できます。
Brush Positionを数値でいじるのは少しやりにくいので、ペンツールでシェイプパスを作ってあげると楽ですよ。やり方は下のリンクの記事を参考にしてみてください。
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【パスに沿って素材を動かす】きれいな軌道でアニメーションをさせる方法
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CC Light Burst 2.5
集中ブラーをさらに光らせたような見た目に出来ます。
- Center:光の中心の位置を指定できます。
- Intensity:光の強さを調整できます。
- Ray Length:ブラーの長さを調整できます。マイナス数値も入れられます。
- Burst:光の種類を選べます。
- Set Color:光の色を指定できますが、レイヤーを塗りつぶしてしまうのでアルファ(透明部分)があるレイヤーに適用するのがおすすめです。
ロゴが発光するような演出が簡単にきれいにできるので、お手軽なエフェクトです。画ブレ(画面が地震のように振動する動き)と一緒に使うとパワーが溢れる感じになったりします。
画ブレはウィグラーを使うと便利です
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【ウィグラー】なら振動させるのが超楽々!手軽にインパクトを出せるワザ。
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CC Light Rays
レイヤーの画像を元に歪みを加えた光を出すことが出来ます。
- Intensity:光の強さを調整できます。
- Center:光の中心を指定できます。画像では左上から右下へアニメーションさせています。
- Radius:光の歪ませ具合を調整できます。画像ではだんだん数値を大きくアニメーションさせています。
- Warp Softness:数値を上げると【Center】よりも手前から光が出ているような印象になります。
- Shape:光の見た目を変えられます。
- Direction:光を回転できます。
- Color Form Sourceのチェックを外すとColorで色を指定できるようになります。
- Transfer Mode:描画モードを変更できます。
単調な光ではなく、エフェクトを掛ける画像によっても見た目が変わるので結構面白いです。
CC Light Sweep
アニメなどでもよくある、タイトルがキラリ~ンとするアニメーションを作れるエフェクトです。
- Center:光のラインの中心地点を指定できます。アニメーションさせることで画像のように光を移動できます。
- Direction:光のラインの角度を調整できます。
- Shape:光の見た目を変えられます。
- Width:光のラインの太さを調整できます。
- Sweep Intensity:光の強さを調整できます。
- Edge intensity:数値を上げると、レイヤーの「エッジ部分」を光が通るときにエッジ部分だけ光を強めることが出来ます。
- Edge Thickness:エッジの厚みを調整できます。【Edge intensity】と合わせて調整しましょう。
- Light Color:ライトの色を変更できます。
- Light Reception:ライトの描画モードを変えられます。
同じことを自力でやると意外にも面倒なので、結構便利なエフェクトです。テキストレイヤーなどアルファ(透明部分)が付いたレイヤーにかけるのがおすすめです
CC Threads
整列したドットを描画します。
- Width:ドットの幅を調整します。
- Height:ドットの高さを調整します。
- Overlaps:ドットとドットを繋ぐ黒い線の見た目が変わります。
- Direction:整列しているドットを全体的に回転させられます。
- Center:整列しているドットを全体的に移動させられます。
- Coverage:ドットの大きさを調整できます。
- Shadowing:ドットとドットを繋ぐ黒い線の濃さを調整できます。
- Texture:数値を上げると黒い線の間にザラザラとしたテクスチャを描画します。
これ単体では白いドットと黒い線しか描画できないので、使い時が謎なエフェクトですが、トラックマットなどを使いながらモーショングラフィックスの「柄」として取り入れると面白いかもしれません。
トラックマットの使い方についてはこちらを参考に
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【トラックマット】画像のはめ込みはAEなら4つのモードで簡単。
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楕円
光る楕円を描画します。
- 中心:楕円の中心を指定できます。
- 幅:楕円の幅を調整できます。
- 高さ:楕円の高さを調整できます。
- 太さ:太さを調整できます。
- 柔らかさ:光の具合を調整できます。
- 内側のカラー:楕円の線の色を指定できます。
- 外側のカラー:楕円の線の周りにある光の色を指定できます。
- 元を合成のチェックを入れると、画像のように元のレイヤーの絵に合成されます。
画像では幅も高さも同じ数値でアニメーションさせています。使い時は正直謎ですが。エフェクトコントロール内ですべて調整が完了するのでシェイプで同じことするよりも楽かもしれません。
塗り
レイヤーを塗りつぶします。
- 塗りつぶしマスク:レイヤーにマスクがあるときにマスクを指定するとマスクの範囲のみを塗りつぶします。
- カラー:塗りつぶす色を指定できます。
- 反転のチェックを入れるとアルファ(透明部分)を塗りつぶします。
- マスクが指定されているときは水平ぼかしと垂直ぼかしで境界線をぼかせます。
- 不透明度:塗りの不透明度を調整できます。
「塗る」ただそれだけですが、エフェクトのコピペだけで別のレイヤーに色を反映できるので意外と便利なエフェクトです。色の指定が出来ないエフェクトなどと組み合わせると強制的に色を付けられるので結構使えます。
塗りつぶし
レイヤーを塗りつぶします。「塗り」と違うところは許容量を指定して、塗りの範囲を指定できるところです。
- 塗りポイント:塗りの基準になる中心地点を指定できます。
- 塗りセレクター:塗りつぶす基準を指定します。
- 許容量:数値を上げると、塗りつぶす範囲を広げられます。画像は【塗りセレクター】を「からー&アルファ」に、許容値をだんだん挙げたときのアニメーションです。
- しきい値を表示にチェックを入れると白黒で塗りつぶし範囲を確認できます。
- ストローク:塗りつぶしの仕方を変えられます。お好みで変更しましょう。
- 塗りを反転にチェックを入れると塗りつぶす範囲が反転します。
- カラー:塗りつぶす色を指定できます。
- 不透明度:塗りつぶしの不透明度を調整できます。
- 描画モード:塗りつぶす描画モードを変更できます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
画像の一部を塗りつぶしたい時に便利なエフェクトです。似たような色の部分は巻き込まれて塗りつぶされるので、コントラストが強めの画像だと割とうまくいくかと思います。
コントラストはこちらの記事を参考に
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【輝度とコントラスト】サクッと調整する方法。「伝わりやすい印象」を作ろう
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オーディオウェーブフォーム
音の付いた素材(BGMや効果音)などの音情報を元に波形を描画します。
- オーディオレイヤー:音の付いた素材を選択します。
- 開始ポイント・終了ポイント:波形の描画位置を指定できます。
- パス:レイヤーにマスクがあるときに指定するとマスクの形に合わせて波形が描画されます。
- 表示サンプル:波形の細かさを調整できます。
- 最大高さ:波形の高さを調整できます。
- オーディオのデュレーション:波形を拡大・縮小して見た目を調整できます。
- オーディオオフセット:波形の位置を調整できます。
- 太さ:波形の線の太さを調整できます。
- 柔らかさ:波形の線の柔らかさを調整できます。
- ランダムシード:他の設定はそのままで、波形の見た目をランダムに変えます。
- 内側のカラー:波形の線の色を指定できます。
- 外側のカラー:波形の線の周りの光の色を指定できます。
- 表示オプション:見た目を変更できます。
- 元を合成のチェックを入れると画像のように元のレイヤーの画像に合成できます。
簡単に音楽に合わせて波形が作れるのでAEを触りたての頃は一番感動したエフェクトです(笑)マスクでパスを作ってあげるとモーショングラフィックスにも溶け込みやすいです。
オーディオスペクトラム
オーディオウェーブフォームと同じく、音の付いた素材(BGMや効果音)などの音情報を元に波形を描画します。ウェーブフォームは波が右から左へ流れていくイメージですが、こちらのスペクトラムは音域に合わせて波形が振れるイメージです。
※調整方法はウェーブフォームとほぼ同じなので、下記はスペクトラム特有の設定項目のみ記載しています。
- 極パスを使用にチェックを入れると【開始ポイント】の位置を中心にした集中線型になります。
- 開始周波数・終了周波数:反応させる周波数域を調整できます。
- 周波数バンド:音の高さによって反応の具合を調整します。
- 色相補間法:波形の色の見た目などを変更できます。
簡単に動画内に「ズンドコ感」を出せるので結構好きなエフェクトです。太さを太めに設定して、トランジションエフェクトの「ブラインド」を少しかけてあげるとホログラム感が出たりします。
グラデーション
2色のグラデーションをかけます。(画像は「元の画像とブレンド」の数値を少しだけ上げています)
- グラデーションの開始・終了:グラデーションの基点になる2点の位置を指定します。
- 開始色・終了色:グラデーションに使う2色を指定します。
- グラデーションのシェイプ:上から下への直線型か、開始点を中心にした放射型かを選択できます。
- グラデーションの拡散:数値を上げると粒々に拡散します。
- 元の画像とブレンド:数値を上げるとグラデーションの不透明度が下がり、元の画像が見えるようになります。
- 色の交換ボタンを押すと、開始色と終了色が入れ替わります。
簡単にサクッとグラデーションが付けられます。ルミナンスキーマットの素にも使ったりします。
ルミナンスキーマットのことはこちらの記事を参考に
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【トラックマット】画像のはめ込みはAEなら4つのモードで簡単。
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グリッド
チェック柄を描画します。(画像は【描画モード】を乗算にしています。)
- アンカー:グリッドの位置を移動できます。
- グリッドサイズ:グリッドサイズの調整方法を指定します。コーナーポイントは「コーナー」で指定した数値をもとに、幅スライダーは「幅」のスライダーで指定した数値の正方形、幅&高さスライダーは幅と高さのスライダーで指定した長方形になります。
- ボーダー:線の太さを調整できます。
- ぼかし:線をぼかせます。
- グリッドを反転のチェックを入れると、反転して四角が沢山並んだ見た目になります。
- カラー:グリッドの色を指定できます。
- 不透明度:線の不透明度を調整できます。
- 描画モード:もとの画像への合成方法を変更できます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
チェック柄をサクッと作れます。シェイプで作るよりも圧倒的に早く描画できます。
グリッドエフェクトはカメラマップを使うときにも便利ですよ!
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【カメラマップ】写真が立体に!?写真を超リッチな動画にするワザ!
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スポイト塗り
コンポジション内のポイントを指定して、その位置にある色で塗りつぶします。(画像は「元の画像とブレンド」の数値を少し上げています。)
- サンプルポイント:塗りつぶす色をポイントで指定します。(その場所にある色で塗りつぶされます)ポイントを移動させると画像のようにランダムにビカビカする感じになります。
- サンプルの半径:【サンプルポイント】の半径が大きくなり、「塗りつぶされる色」が半径内にある色の中間色になります。
- 平均ピクセルカラー:アルファ(透明な部分)も塗りつぶしの色として使えるように変更できます。
- オリジナルアルファを維持にチェックを入れると、もともとアルファがあるレイヤーなら抜き取られた状態で塗りつぶしが適用されます。
- 元を合成のチェックを入れると画像のように元のレイヤーの画像に合成できます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
周りの色に馴染ませながら色を明滅させたりしたいときには便利です。
セルパターン
細胞や結晶っぽい見た目のテクスチャを描画します。
- セルパターン:タイプを変えると画像のように色々な柄に変更できます。
- 反転のチェックを入れると白黒が反転した感じになります。
- コントラスト:数値を上げると黒の範囲が広くなります。
- オーバーフロー:見た目が少し変化します。
- 分散:数値を下げるとセルパターンが整列した印象になります。上げると向きがバラバラになります。
- サイズ:セルパターンの拡大・縮小が出来ます。
- オフセット:セルパターンの位置調整が出来ます。
- タイルのオプションの中の項目で並べ方を調整できます。
- 展開:セルパターンをウネウネと動かせます。
- 展開のオプションでランダムにしたりできます。サイクル展開にチェックを入れると勝手にループするようになります。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
細胞のような表現に向いていそうです。アニメーションを付けて。ディストーションエフェクトの「ディスプレイスメントマップ」のソースにしても面白いかもしれません。
ディストーションエフェクトはこちらの記事を参考に
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【ディストーション】37個を全種紹介!変形もイメージ通りに自由自在。
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チェッカーボード
【グリッド】の格子柄バージョンです。使い方・項目はグリッドと同じです。
画像は【描画モード】をスクリーンに変更しています。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
グリッドと同様、シェイプなどで自分で作るよりも一瞬で簡単に格子柄を作れるので便利です。
フラクタル
複雑な計算によってテクスチャを生成します。
- 選択の設定:柄の見た目が変わります。
- 方程式:式を変えると、形が変わります。
- マンデルブローとジュリア:数値を調整すると位置やサイズの調整などが出来ます。
- 反転後のオフセット:数値をいじると、左右に図形を巻き込むように動きが付きます。
- カラー:色の付け方を変えたり、色相を変更したりできます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpc,16bpcの時に正常に使用できます。
方程式の計算方法などは正直に言うと難しすぎてよくわかりません(笑)万華鏡っぽい謎の柄を使いたい時などに適用すると、奇想天外な模様を作ってくれて面白いです。
ブラシアニメーション
「ブラシの位置」をアニメーションさせると、画像のようにブラシで線を描いたような描画をしてくれます。
- ブラシの位置:ペン先の位置を指定します。ここをアニメーションさせないと、ただの点になります。
- カラー:線の色を指定します。
- ブラシのサイズ:ブラシサイズを調整できます。
- ブラシの硬さ:数値を上げるとエッジがくっきりと、下げると少しぼけたような印象になります。
- ブラシの不透明度:線の不透明度を調整できます。
- ストロークの長さ(秒):数値にアニメーションを付けるとだんだん消し込むことが出来ます。
- ブラシの間隔(秒):数値を上げると線が点に変わります。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
こちらも【CC Glue Gun】と同様、シェイプのパスからブラシ位置を入れて上げるときれいな線が描けます。このエフェクトを使わなくても、【ブラシツール】で描く方がやりやすい場合もあるかもしれません。
ブラシツールの使い方はこちらの記事を参考に
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【ブラシツール】AEで絵を描く!?アニメーションも出来る面白いツール
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ベガス
エッジ(もしくはマスク)の周りを光が走るようなアニメーションを作れます。
- 線:アルファ(透明部分)付きの素材は「イメージの輪郭」、マスクを使う時は「マスク/パス」にします。
- イメージの輪郭:しきい値や許容量などをいじって、輪郭の抽出のされ方を調整できます。
- マスク/パス:【線】でマスク/パスを選んでいた時にマスクの指定が出来ます。
- 線分数:数値を上げるほど細かい点線になります。
- 長さ:線の長さを調整します。
- 回転:数値をアニメーションすると、画像のようにエッジをぐるぐる回るようになります。
- レンダリング内の項目で光の色や太さなどを細かく調整できます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
上手く使うとビルのネオンサインのようなきれいな表現が可能です。
線
マスクを元に線を描きます。マスクがないと効果を発揮しないので、描きたい線を描くようにレイヤーにマスクを作成しましょう。
- パス:使用するマスクを選択できます。
- カラー:線の色を指定できます。
- ブラシのサイズ:線の太さを調整できます。
- ブラシの硬さ:数値を上げるとエッジがくっきりと、下げると少しぼけたような印象になります。
- 不透明度:線の不透明度を調整できます。
- 開始・終了:アニメーションさせることで線を描いたり消したりするような動きを付けられます。
- 間隔:数値を100%にすると線が点になります。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
シェイプを描いてマスクで切ったりするよりも手早く描画が出来ます。読み込み中のバーの表現などにも意外と便利だったりします。
レンズフレア
レンズフレアを描画できます。
- 光源の位置:光の中心となる位置を指定できます。
- フレアの明るさ:光の強さを調整できます。
- レンズの種類:3種類の見た目から選択できます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
レンズフレアは【Optical Flares】など有名な有料プラグインがあり、プロだとそちらを使用していることがかなり多いので、このエフェクトだとややダサく見えてしまうことがあります。隠し味的に使うのはアリですが、あまりメインで見えるように使わないのが無難かもしれません。
レーザー
レーザービームのようなものを飛ばせます。
- 開始点・終了点:開始点から終了点に向かってビームが飛びます。位置を調整しましょう。
- 長さ:レーザーの長さを調整できます。
- 時間設定:0%から100%でレーザーの位置をアニメーションさせられます。
- 開始点・終了点の太さ:だんだん細くしたり、太くしたりできます。
- 柔らかさ:レーザーの光の具合を調整できます。
- 内側のカラー:レーザーの色を指定できます。
- 外側のカラー:レーザーの周りの光の色を指定できます。
シェイプなどを使って同じようなものを作ると結構手間なので、光を飛ばしたい時は一番手軽にできそうです。
円
円を描きます。
- 中心:円の中心を指定できます。
- 半径:円の半径を指定できます。
- エッジ:円の描き方を変更できます。
- ぼかし:円のエッジをぼかせます。
- 円を反転のチェックを入れるとアルファ(透明部分)が反転します。
- カラー:円の色を指定できます。
- 不透明度:円の不透明度を調整できます。
- 描画モード:円の合成の仕方を変更できます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
シェイプでも同じことは出来ますが、こちらはアルファの反転がチェックのON/OFFですぐにできたりするので、作りたいアニメーションによってはこちらの方が便利です。
電波
電波のようなアニメーションを作れます。キーを打たない状態でも電波を発します。
- 作成ポイント:電波の発生地点の位置を指定できます。
- パラメーターを次に設定:線の見た目の設定にアニメーションを付けている場合、「すでに発してしまった電波」の見た目にも変化を適用させるかを設定出来ます。
- 波形の種類:多角形にすると、【多角形】の項目を調整して好きな図形が作れます。イメージの輪郭にすると、指定したレイヤーの形の電波になります。マスクにすると選択したマスクの形の電波になります。
- ウェーブモーション:電波の速さや大きさ、方向などを各項目で設定できます。反射にチェックを入れると画像のようにぶつかって戻ってくるような動きが付きます。
- 線:線の色や不透明度、太さなどを調整できます。
※こちらのエフェクトは色深度が8bpcの時に正常に使用できます。
元の画像に合成は出来ないため、平面に適用して描画モードを変えるなどするといいかと思います。
まとめ:描画エフェクトで動画に楽しく味付けしよう!


