アニメーション

【モーションスケッチ】動きを描くだけ!一瞬でキーを付けちゃう便利ツール

超解読AE! |モーションスケッチの使い方
パスの上を通るようにアニメーションをする方法を前に教えてもらったんですが、自分で動きを描くように作ることって可能ですか?
A子さん
E太郎
AEなら「モーションスケッチ」という便利機能がありますよ!マウスやペンタブで動きを描くだけで位置アニメーションのキーを自動で打ち込んでくれるので、めちゃくちゃ便利なツールです。今日は「モーションスケッチ」の使い方を一緒にチェックしていきましょう。

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モーションスケッチってどんなツール?

マウスやペンタブで動きを「描く」ツール

モーションスケッチってどんなエフェクト?

モーションスケッチを使えば、「線を描くだけ」で動きを作ることが出来ます。

設定も操作もとても簡単なので是非マスターしておきましょう!

モーションスケッチの使い方

モーションスケッチの使い方は

  1. 設定をする
  2. 「キャプチャ開始」する
  3. 再生してみて、キーを調整する

の3つです。

E太郎
さっそく詳しく見ていきましょう!

準備:モーションスケッチパネルを開く

モーションスケッチはパネルから操作するので、もしも開いていない時は

メニューのウィンドウ > モーションスケッチ を選んでパネルを開きましょう。

1.設定をする

モーションスケッチの設定

モーションを描く前に、設定をしていきます。

キャプチャ速度

数値を変えるとキャプチャされる速度が変わります。

  • デフォルト値の【100%】は描いた時のそのままの速度
  • 【50%】だと描いた時の2倍の速さ(早くなる)
  • 【200%】だと描いた時の1/2の速さ(ゆっくりになる)

になります。お好みで調整しましょう。

スムージング

キーとキーの間の補間を滑らかにします。数値が低いとキーが無駄にたくさん打たれてガタガタとした印象に近くなります。まずは試し描きして調整するのがおすすめです。

表示

「動きを描くとき」に表示するものを設定できます。「背景」にチェックを入れると「動きを付けるレイヤー」の下のレイヤーを表示しながら描くことが出来ます。

E太郎
「開始」と「デュレーション」についてはコンポジションの設定が勝手に入るので特に設定は必要ないですが、ここに表示されている時間内にキーが打ち込まれます。

2.「キャプチャ開始」する

キャプチャ開始

設定が出来たら、動きを付けたいレイヤーを選択して「キャプチャ開始」ボタンを押します。


コンポジションパネルに描く

そのままコンポジションパネルで「動き」を描きます。

マウスやペンタブでドラッグして描けばOKです。

描き始めたタイミングからキャプチャされ、クリックを離した瞬間にキャプチャが終了します。

 

3.再生してみて、キーを調整する

キャプチャされた動きがつく

描き終わった時点で動きがキャプチャされ、選択していたレイヤーの「位置」にキーが付きます

プレビューで確認して、キーをずらして動きを調整したり・いらないキーを消したりして仕上げましょう。

プレビューの見方はこちらから

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まとめ:ざっくり動きを付けたい時はこれだけでOK!

思った以上に簡単に、すぐ使えて面白いツールでした!
A子さん
E太郎
細かなタイミング合わせなどは難しいので、モーションスケッチでざっくりと動きを付けてあとはキーを微調整、という使い方が良いと思います。モーショングラフィックスとかでは結構使えるツールだと思うので、是非活用してみてくださいね!

アニメーションの調整方法はこちらの記事を参考に!

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