

この記事の内容
「ウィグラー」はランダムにキーを打ってくれる便利な機能
どんな時に便利?
「位置」にウィグラー
「スケール」にウィグラー
「不透明度」にウィグラー
「ウィグラー」はランダムにアニメーションのキーを打ってくれるので、
- 位置を移動させてグラグラ振動させる
- びよんびよ~んとコミカルに伸びたような印象にする
- ランダムに明滅する
といった時に便利な機能です。

使い方
ウィグラーの使い方は
- グラグラさせたいものにキーを2つ打つ
- ウィグラーを適用する
- プレビューで確認して、必要ならやり直す
の3つの手順です。

準備:ウィグラーパネルを開く
「ウィグラー」はウィグラーパネルから適用します。
ウィグラーパネルは初期レイアウトでは表示されていないことも多いので、もしも開いていない時は
メニューの ウィンドウ > ウィグラー を選択して開きましょう。
手順1:グラグラさせたいものにキーを2つ打つ
たとえばグラグラと「位置」を移動させたい時は、振動させたいレイヤーの「位置」に2つキーを打ちます。
「振動させたい範囲」の最初と最後に2つ打ちましょう。
キーを打ちたい時間に「現在の時間インジケーター(タイムライン上の青い縦ライン)」を合わせて、♦のマークのボタンを押せばキーが打てます。
この時点でアニメーションはさせなくてOKですが、もしも「振動しながら移動させたい」時はあらかじめアニメーションを付けておきます。
ウィグラーを使うときは必ずキーが2つ以上必要です。1つしか打たれていないと適用することができません。
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【アニメーション】キーの打ち方と種類を解説。基本からしっかりマスター!
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手順2:ウィグラーを適用する
2つのキーを選択した状態(キーが青い状態)で、先ほど開いたウィグラーパネルを見ます。
ノイズの種類- ギザギザ → ガタガタした印象
- スムーズ → 「ギザギザ」よりも滑らかな印象
になります。振動系の動きを付けたい時は「ギザギザ」がいいかもしれません。
- X → 横方向のみ
- Y → 縦方向のみ
- 全次元同じ → 縦横同じ動き
- 全次元個別に → 縦横別の動き
振動をかける方向を選択できます。たとえば、横にだけブルブル震える動きだと「X」を選びます。
ウィグラーを適用する要素によってはこの項目は無効(選べない)の場合があります。
- 周波数 → 振動のキーを打つ間隔を指定します。数値が低い方がゆったりとした振動、大きい方が小刻みな振動になります。
- 強さ → 振動の大きさを指定します。
どんな周期でどんな強さの振動なのか、数値で入れましょう。

手順3:プレビューで確認して、必要ならやり直す
プレビュー再生して見て、「もっと強い方がいいな」や「もっと細かい方がいいな」など感じると思います。
その場合は適用直後なら
Windows : Ctrl + Z
MacOS : Command + Z
ですぐに適用前に戻れるので数値を調整してやり直しましょう。

使うときの注意点
- 複数のキーが打たれるので、後から修正するのが少し面倒です。
- 振動の強さや周波数を数値で入れないといけないので、一発で思い通りにいかないことが多いです。

まとめ:グラグラさせたいときは「ウィグラー」。

