

この記事の内容
アニメーションは動きのタイミングとなる「キー」が必要。
どんなものにアニメーションが付けられるの?
意外と何でもアニメーションできる
AEのタイムラインパネルやエフェクトコントロールパネルで「ストップウォッチのマーク」のボタンを見た事がありませんか?
このボタンが付いたものは全てアニメーションすることが可能です。
「ストップウォッチのマーク」をクリックすると青くなりアニメーション出来る状態になります。
ダイヤ型の「キー」が打たれた状態になるのを確認しておきましょう。
キーは「動きのタイミング」です。「その時間にその動きになる目印」と覚えておきましょう。
「ストップウォッチのマーク」をもう一度押すとOFFになり、キーは全て消えます。たくさんキーを打った後にOFFにすると、再度ONにしても元に戻らないので注意しましょう。

キーの打ち方
①そのまま動かしたり数値を調整する
「キーの無い時間」で動かしたりするとキーが自動で打たれます。
「キーがある時間」の場合はキーが上書きされるので注意しましょう。
②ダイヤのマークのボタンを押す
ダイヤ型のボタンを押すとその時間の位置にキーを打ちます。
既にキーがある場合はキーを消すことが出来ます。(キーを選択した状態で【Delete】でも削除可能です)

キーの種類
キーは通常ダイヤのマークの【リニア(一定速度)】でつきますが、だんだん加速させたり、次のキーまで止めておいたりすることが出来ます。
詳しく種類を見てみましょう。
リニア(一定速度)
通常のキーです。一定速度で次のキーまで動きます。
ペジェ(減速/加速)
だんだん加速したり、だんだん減速したりします。
メリハリのある動きを付けたいときは必須のキーです。
ペジェは【グラフエディター】で減速/加速の具合を調整できます。
「グラフエディター」ボタンを押して、タイムラインをグラフにしてみましょう。

調整したいキーを選んで、右下の「イージーイーズ」(もしくはイージーイーズイン/アウト)を押すと調整用のハンドルが出てくるので減速/加速の速度調整ができます。

停止
次のキーまで停止します。
下の方の【選択したキーフレームを編集】から【停止したキーフレームの切り替え】を選択すると「停止」になります。
もう一度同じように選択すると、「リニア」に切り替わります。
キーを選択した状態で
Windows: Ctrl + Alt + キーをクリック
MacOS: Command + Option + キーをクリック
でも【リニア】と【停止】の切り替えができますよ。(複数のキーを選択した状態でも可能です)

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【グラフエディター】グラフの見方がわかればアニメーションは簡単になる!
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まとめ:キーがないと動かない!


